RippleXRPの未来はどうなりますか?
RippleXRP元帳の未来は、最終的には「不確定」です。未来がどうなるか?については、だれにも分かりません。
- RippleNetにおけるXRPの活用
- CBDCトークン化→XRP元帳の活用
- EVMサイドチェーンでのXRP活用
- その他プロジェクト
(Ripple:流動性ハブ)
RippleNetでXRPは活用されますか?
現時点ですでに、活用されている
現時点ですでに、おもにRippleオンデマンド流動性(XRPを信用:LoCで送金することにより、事前の流動性を必要としない決済方式)により、RippleNet上でXRPが活用されています。
今後の課題はありますか?
法律面・規制面で金融機関の適合、XRP送金のコスト競争力、XRP送金技術のエンタープライズレベルでの成熟、など。
コルレス送金を置き換える というRipple社のビジョンを実現するには、まだ解決するべき課題があります。(TESLA社:ロボタクシーとおなじように)
CBDCトークン化→XRP元帳の活用
Ripple社のソリューションの1つである「CBDCプライベート元帳」では、XRPとのXChainBridgeが可能となります。
つまり、機関がCBDCプライベート元帳上に発行したトークンをXRP元帳に導入する。および、逆にXRP元帳からCBDCプライベート元帳上に資産を相互に移動することが可能です。
EVMサイドチェーンでのXRP活用
EVMサイドチェーンは、XRP元帳2.0:XChainBridge(サイドチェーン)を前提として、XRP元帳メインネットからの資産ブリッジにより、EVMスマートコントラクトをもたらす仕組みです。
XRP元帳:EVMサイドチェーンでは、XChainBridgeにより、XRPをネイティブ資産として採用するしくみで、PoS検証方式により、XRP手数料をバリデータへ還元するやり方です。>詳細はこちら
Ripple:流動性ハブとは?
Ripple社:流動性ハブ(Liquidity Hub)では、暗号資産ウォレットにより安全にあらゆるトークン化資産を保管し、OTC・取引所・マーケットメーカー、の各流動性を自由に活用して交換できるしくみです。
流動性ハブを活用することにより、企業はトークン化資産を安全に保管し、売却・購入、交換することができるようになります。
まとめ
Ripple社によるエコシステムの拡大
- ①RippleNet:XRPによる送金
- ②CBDC元帳:トークンの発行
- ③流動性ハブ:トークン化資産の保管・売却・購入・交換
それぞれ、Ripple社は順調にエコシステムを拡大しようとしてきています。ただし、XRP価格がどうなるかは、不確定で、まったくわかりません。
EVM等、コミュニティ利用の拡大
XRP元帳2.0では、EVMサイドチェーン・AMM、等。XRPコミュニティ内でのXRP活用をおおきく推進する内容です。
ただし、XRP価格がどうなるかは、不確定で、まったくわかりません。
よくある質問:Q&A
なぜXRPが必要なのですか?
かならずしもXRPが必要なわけではありませんが…、XRPは第三者のカウンターパーティに依存しない資産(だれでも、国境を越えて自由に取引できる、地域や国家に依拠しないデジタル資産)です。
国境を越えて取引をする場合、ほぼコストゼロで効率よく取引をするために、「デジタル資産XRP」を活用することは、理に適っています。
必ずしもXRPである必要性はない
国境を越えて取引をするためのデジタル資産として、かならずしもXRPである必要はありません。
ただし、効率よく国境をこえた決済をおこなうためには十分な流動性が必要であり、その(XRPに対する)流動性創出をおこなうのがRipple社であるだけです。
いつ成熟するのでしょうか?
TESLA社のFSD:完全自動運転 や、AGI:汎用性知能 のように、未来の技術はときに期待だけが先行し、おおきくロードマップがずれることがあります。
※過去の資料によれば、IneterLedgerの成熟は2030年~以降と記載されていました。